ソウル、韓国、4月22日 (AP) ー 韓国警察は21日、K-POPスーパーグループBTSを擁する事務所の会長である音楽界の大物パン・シヒョク氏に対し、投資家詐欺を通じて1億ドル以上を不正に得たとの疑惑に関する捜査を拡大する中で、逮捕状を請求していると発表した。 ソウル地方警察庁は、総合エンターテインメント企業「HYBE(ハイブ)」の創業者兼会長である億万長者のパン・シヒョク氏の逮捕状を検察に請求したことを確認した。 パン氏の弁護団はAP通信への声明で、疑惑について直接言及しなかったものの、「長期間にわたり捜査に全面的にかつ一貫して協力してきたにもかかわらず」警察が逮捕を求めていることに対し遺憾の意を表明した。 8月から出国禁止措置を受けているパン氏は、2019年にハイブが上場する計画はないと投資家に誤った情報を伝え、同社が新規株式公開(IPO)を進める前に、投資家が保有株をプライベート・エクイティ・ファンドに売却するよう誘導した疑いで捜査を受けている。警察は、同ファンドがIPO後の株式売却益の30%をパン氏に支払うことを約束した裏取引で、約2000億ウォン(1億3600万ドル)を支払った可能性があるとみている。 ハイブの幹部によると、パン氏は不正行為を一切否定しているという。 パン氏の法的トラブルは、ハイブにとって大きな広報上の打撃となっている。これは、BTSが約4年間の活動休止を経て世界ツアーに乗り出した直後の出来事だ。メンバー7人は、韓国の健常な男性のほとんどに義務付けられている兵役を履行していた。 BTSは先月、ソウルで開催された無料のカムバックコンサートで数万人の海外ファンを前にパフォーマンスを行い、韓国の高陽市や東京でも数回のコンサートを開催した。同グループは今月下旬、フロリダ州タンパでのコンサートを皮切りに、米国での一連のイベントを開始する予定だ。 (日本語翻訳・編集 アフロ)