年々被害額・認知件数ともに増加している特殊詐欺。 その中で急増しているのが警察官をかたったニセ警察詐欺です。 タダイマ!はその詐欺電話の音声を入手しました。 そこには本当に警察からの電話だと信じてしまいかねない個人情報が入っていたんです。 ■無登録の携帯電話から着信 「やっぱり個人名を言われてしまうと、突然切ったりもできないですし、完全に相手も落ち着いたしゃべりで、そこは本当に危ないなと思いました」 久留米市に住む40代の女性、Aさんです。 電話がかかってきたのは4月1日の昼間、070から始まる、登録がない携帯電話からでした。 「こちらの方でサトウカズオ、こちらの人物を主犯格とする犯行グループの事件の捜査を進めておりまして、サトウカズオこちらの人物を姫路警察署の方で逮捕しております」 ■電話の男から言われた”耳を疑う言葉” 兵庫県姫路警察署の刑事を名乗る男からの電話はサトウカズオという人物が関わる事件の捜査をする中で他人名義のキャッシュカードなどを押収したという内容でした。 詐欺の電話かもしれないと疑っていたAさん。 しかし、男は耳を疑う内容を口にしたのです。 「現在捜査中ではございますがこちらは(本名)こちらの名前のものが1点ございまして、(銀行の)申し込みをされた際のご住所というのが久留米市の(実際の住所)こちらの方で確かに開設の方がされておりまして、ご本人の住民票等を置かれているご住所ということは確認の方とれておるんですね」 ■「本名に住所まで」情報が流出 刑事を名乗る男が口にしたのはAさんの個人情報。 名字と名前、住所は番地まで、すべて正しい情報だったのです。 「どこからか情報が漏れていて使われている可能性もあるのかなと思ったので」 Qまだ完璧に詐欺とも疑わないんですね? 「はい」 Q本当の事件に巻き込まれた可能性もある? 「そうですね。それもどちらお想定しつつというかなのでこちらからいろいろ情報をしゃべってしまうとまずいなと思ったので本当に一旦聞く姿勢でという」 そして話はAさんに罪があるかのように進められていきます。 「ご自身が取り扱っているかどうかに関わらず、こういったサトウカズヤの犯行グループの方が複数回使用の方をしておりまして、名義人さんとしての法的責任が問われてしまうという状況であるということはご理解の方できますか?」