逮捕の父親を現場に立ち会わせ捜査 男児遺体遺棄 自宅近くの公衆トイレなど 取り調べに素直に応じる

京都府南丹市で息子の遺体を遺棄したとして父親が逮捕された事件で、警察は28日、父親を犯行に関わるとみられる現場に立ち会わせて当時の状況を確認しました。 蔦遥香記者 「午前9時すぎです。死体遺棄の疑いで逮捕されている安達容疑者を乗せたとみられる車が南丹警察署を出発しました」 3月23日から4月13日までの間に、京都府南丹市の山中などに息子の結希くん(当時11)の遺体を遺棄した疑いで逮捕された安達優季容疑者(37)。 警察は28日、犯行に関わるとみられる現場に安達容疑者を立ち会わせて、当時の状況を確認しました。 車がまず向かったのは…。 馬場凪沙記者 「午前9時27分です。安達容疑者が乗った車が、自宅近くの公衆トイレに到着しました」 4月18日、警察が、遺棄した場所に関係するとみて捜査を進めていた公衆トイレです。 安達容疑者はこれまでに、結希くんを「学校に送った後、立ち寄った」と説明していて、警察は28日、この場所に車を1分半ほど停車させていました。安達容疑者を車に乗せたまま、供述の裏付け捜査をしていたとみられています。 その後、車は自宅の裏山に5分ほど滞在。 結希くんが遺体で発見される前の4月7日に、警察が大規模な捜索を展開した場所です。 午前9時40分ごろ、裏山を後にした警察車両。自宅前を通過し、先ほど立ち寄ったトイレの前も通過。一転して、北に向かいます。 車が向かった先にあるのは、結希くんの通学用リュックが見つかった現場です。 結希くんが行方不明になってから6日後の3月29日に、親族が発見しました。 発見現場がある山道に警察車両が入ってからは、木々が繁っていて、その動きは確認できませんが…。 「あ、出てきた」 山の反対側に出てくるまで、約6分かかりました。通常のスピードで車で走っても、この程度の時間がかかる道なので、現場にはとどまらず通過しただけの可能性もあります。 車は1キロほど先でUターン。再び同じ山道に向かいます。 今度も、車の動きは、木々の間でほんのわずか垣間見えた以外は、ほとんど確認できませんでした。 ただ、山道を通過する時間は、行きの6分の倍の12分かかっていました。 帰りに通った際は現場にとどまり、安達容疑者とともに何らかの確認をしたのでしょうか。 午前10時40分ごろ、南丹署に戻った警察車両。 1時間半ほどで終わった28日の安達容疑者立ち会いの確認で、警察は、犯行の裏付けを進める狙いがあるとみられています。 安達容疑者は、警察の調べに対し容疑を認め、取り調べにも素直に応じているということです。

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