亡くなった被害者も…「お仕事」と称して女子中高生数十人にわいせつ画像を送らせた男に下された判決

「高校生・中学生世代の女の子限定で行っているお仕事です」 被害女児のSNSにこのようなメッセージを送っていた36歳の男。彼は20人にも上る女子中学生や女子高生にわいせつな画像を送信させ、そのうち2人とは金銭を渡して性行為に及ぶと同時に撮影もしていた──。 ①不同意わいせつや②不同意性交等、③性的姿態等撮影と④16歳未満に対する映像送信要求、⑤16歳未満に対する面会、⑥児童ポルノ禁止法違反と6つもの罪に問われていた市川泰敏(いちかわ・やすとし)被告(36)。’26年5月12日、さいたま地裁で市川被告の判決公判が開かれ、小池健治裁判長は「懲役7年(求刑8年)」を言い渡した。 「’25年6月25日、埼玉県警捜査1課と少年課、加須署は不同意わいせつなどの疑いで、神奈川県厚木市の無職・市川被告を逮捕しました。SNSで知り合った女子中高生に、性的な画像や動画を撮らせて送信させ、自身のパソコンに保存した疑いでした。被害に遭った女子中学生の親族が加須署に相談したことから事件が発覚。市川被告は、『性欲を抑えられずにやった。自分の好みは中高生の10代の子』などと容疑を認めたということです」(全国紙社会部記者) その後、市川被告が「7年前から、20〜50人くらいの女子中高生に同様の犯行を行っていた」という供述をしたことから逮捕・起訴を繰り返すこととなった。 「県警は18歳未満の女性20人に対する犯行を立件して捜査を終結しました。また、押収したUSBメモリーなどから663点の静止画、198点の動画を確認。市川被告は女性らに対価として500円〜2万5000円を支払っていたということです」(同前) 市川被告の裁判では、女児の判断力の未熟さにつけ込んだ卑劣な犯行が明らかにされた。 市川被告はSNSで女子中高生のアカウントを見つけると、冒頭のようなメッセージを送り、「お礼の報酬を差し上げてます」などと、あくまで「仕事」のように装っていた。そして相手から返信があると、「このように撮影してください」という数点のサンプル画像や、どこまで撮影可能かを確認するアンケート式のフォーマットを送り、年齢確認と称して生徒手帳の画像を送らせてもいた。そして、被害女児に胸や下半身などの写真を撮影・送信させていたのだ。 また、金銭を渡して性行為に及ぶことを「援交」と呼び、「援交の際はこちらから出向き、手渡しでのお礼となります」「日程を調整しているのですが少々立て込んでおりますので、先行して金銭の一部をお支払いいたします」などと、ちゃんとした仕事であることを装うかのような丁寧な言葉使いでメッセージを送っている。このフォーマットを考えついたのは’20年ごろだという。公判では、これらの文言によって巧妙に被害女児が罪の意識を感じることがないようにしたと指摘されている。

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