小学校の元教頭を逮捕 学校の預金口座から横領疑い、不正出金は計1200万円 「借金返済や生活費に困り」 行徳署

教頭を務めていた市川市内の小学校の預金口座から現金約350万円を横領したとして、行徳署は4日、業務上横領の疑いで東京都江戸川区、契約社員の男(53)=懲戒免職=を逮捕した。同署は少なくともこの口座から計約1200万円の不正な出金を確認しており、関連を調べる。 逮捕容疑は2024年10月25日~25年2月27日の間、教頭として勤務していた市川市立塩焼小の普通預金口座から8回にわたって計352万7684円を払い戻し、横領した疑い。 同署によると「借金の返済や生活費などに困り、預かっていた金に手を付けた」と容疑を認めている。容疑者は1人で学校名義の通帳と印鑑の管理を任されており、市内の金融機関支店の窓口で数十万円ずつに分けて払い戻しを受けた。金は保護者から教材費などとして入金されていた。 容疑者は同校に23年4月に着任。25年3月19日、学校関係者が同署に被害について相談した。容疑者が学校に出勤せず、一時行方不明になり、所在が判明した際に「学校の通帳から現金を横領した」と明かしたという。 千葉県教育委員会は25年5月、教材費や修学旅行費などの約1330万円を着服したとして免職の懲戒処分を行った。 元教頭の逮捕を受け、市川市教委は「市民、保護者に多大な迷惑をおかけしている。今後も引き続き警察の捜査に全面的に協力していく」とコメントした。(渡辺翔太、小北清人)

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