去年12月、長崎県佐世保市に住む女性から現金660万円をだまし取ったとして、北九州市に住む19歳の塗装工の男がニセ電話詐欺の疑いで警察に逮捕されました。 逮捕されたのは福岡県北九州市に住む塗装工の男(19)です。 ■息子をかたる嘘の電話から… 警察によりますと、男は去年12月9日、別の男や氏名不詳の者と共謀し、被害者の息子をかたって80代の女性の固定電話や携帯電話機に電話をかけました。 ■「税金を払わなければ…」法律事務所職員を名乗る男が現金受領か その際、息子らになりすまし「貯金の利息を数年間もらっていて、その利息分を払っていないと国税局から言われ、税金を払わなければならない」「弁護士の使いが家の近くまで来ている」などと嘘を言ったということです。 同日、仲間と見られる男が法律事務所の職員を名乗って女性の自宅に現れ、女性から直接、現金660万円をだまし取ったとみられています。 ■本物の息子からの電話で発覚 事件から3日後の12月12日、偶然、本当の息子から電話があり、女性がこれまでの経緯を話したところ、詐欺だと分かったということです。女性は同日警察に届け出をしました。 ■容疑者はすでに2回逮捕 「受け子」の仕事を仲間へ紹介か 男は先月10日と29日にもニセ電話詐欺の容疑で逮捕されており、携帯電話の履歴の解析や女性から話を聞くなどの捜査をした結果、今回の男の犯行が明らかになったということです。 男は、現金を受け取る役割の「受け子」の仕事をこの仲間の男に紹介しており、この仲間は今年1月に別のニセ電話詐欺の容疑で逮捕されていました。警察は、当時の状況を詳しく調べています。