バレーボール元男子日本代表の佐藤駿一郎容疑者が麻薬取締法違反(所持)の疑いで逮捕された件を受け、日本協会(JVA)が代表選考の見直しに着手すると明らかにした。 佐藤容疑者は日本代表合宿中に逮捕。逮捕日の5月27日は宣材写真の撮影日で、写真を撮り終えると、チームメート数人でパチンコ店に訪れた。その際にバッグを店内に忘れ、その後の確認作業で大麻の所持が判明。名古屋で知人から大麻を受け取ったと証言した。 日本協会は10日に公式ホームページを更新。「JVAは日本代表に選出された時点で選手を招集し、JVAが目指す方向性および行動規範について周知した上で、選手と覚書を締結しています。覚書にはコンプライアンスや行動規範についての条項も含まれており、選手はこの覚書に則り日本代表選手としての活動を開始しています」と説明した上で「JVAのコンプライアンス規程では第2章第6条により法令等違反行為の禁止を定めており、麻薬など法令によって禁止されている薬物の譲受、譲渡、所持または使用も禁止行為としています」などと強調した。 さらに今後の対応策についても言及。「今回の事案を受け、JVAとして対応を強化してまいります。日本を代表する選手として相応しい行動がとれるよう、インテグリティ教育を充実・強化した上で対象者に実施し、意識の向上を図ります。また、インテグリティ教育の充実・強化については、日本代表選手だけではなく、バレーボール界全体の取り組みとして展開します。さらに、JVAとして、選手選考の見直しに着手しております。新たに『日本代表選考規程』を制定し、予めコンプライアンス規程に違反する事項がないことを確認した上で、日本代表選手として選出することを明確に規定してまいります」と再発防止を誓った。