「逮捕する」の一言で冷静さを失った 警察官や検察官を名乗る男らに100万円をだまし取られた男性が語る手口とは

2026年4月、仙台市内に住む男性が、警察官などを名乗る男らに現金100万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。 被害者の男性が取材に応じ「逮捕すると言われ、冷静さを欠いてしまった」などと当時の状況を語りました。 被害を受けた50代男性:「犯人は許せない」 仙台市内に住む50代の男性です。 2026年4月、東京電力の社員を名乗る男から「電気料金の未払いがある」などと電話があったのがきっかけでした。 その後、電話を代わった警察官や検察官を名乗る別の男から「逮捕した犯人が、あなたが共犯者だと自供したあなたを逮捕する」などと言われたといいます。 男がSNSのビデオ通話で見せてきたのは、警察手帳。もちろん偽物です。 被害を受けた50代男性: 「無実潔白を証明することが優先。質問に対して答えて問題解決が先行しているので、偽警察官であると判断する冷静さは欠けていた」 資金を調査すると言われた男性は、ネットバンキングで100万円を送金。その後、不審に思い警察に相談し被害が発覚しました。犯人とのやり取りが残っています。 犯人:「資金構成証明書調査を行う身分証明書を撮って送ってほしい」 犯人は資金構成証明調査などと話していますが、そのような調査は存在しません。 被害を受けた50代男性: 「今考えるとSNSでのやりとりや現金を指示のあった口座に移すなど警察はやらないと聞いた。そういうことを認識できていれば、冷静に判断できたと思う。(手口を)社会的にも認知を広めることで、被害も少なくなるこうした被害を無くしてほしい」 警察官を装った特殊詐欺は、2026年1月から4月までに県内ですでに39件発生し、被害額は前の年を約8000万円上回る1億9952万円にのぼっています。 県警は被害防止のため男性の証言を公式ユーチューブで公開する予定で、今回はその一環で、報道陣の取材にも応じました。

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