熊本市職員の女性が中央区細工町で飲酒運転の車にはねられ死亡した事故から15日で丸2年が経ちます。事故現場付近では市の職員などが飲酒運転の撲滅を訴えました。 花が手向けられた熊本市中央区細工町の交差点。 ここでは、2年前の6月15日、熊本市職員だった当時27歳の女性が飲酒運転による事故で犠牲になりました。 車を運転していたのは元ホストクラブ従業員の男です。 事故直前にトラックに追突し、飲酒運転の発覚を恐れ、現場から逃走しようと、バックで走行。歩道にいた女性2人をはね、死傷させたとして危険運転致死傷罪などで懲役612年の刑が確定しています。 飲酒運転による事故は後を絶ちません。 6月12日にも熊本市北区の国道で鹿児島市に住む会社員の男が酒気帯び運転の疑いなどで逮捕されています。 警察によりますと、熊本県内のことし1月から4月末までの飲酒運転による人身事故は17件、負傷者は22人で、去年より増えています。 【平井茂徳リポート】 「現在時刻は午前0時すぎです。熊本市中央区の祇園橋電停付近で警察による飲酒検問が行われています」 現場近くではおととい、熊本県警が飲酒運転根絶に向けた検問を行いました。 その結果、酒気帯び運転が1人、シートベルト違反が1人検挙されたということです。 【熊本南警察署 大村 幸治 交通第一課長】 「飲酒運転は重大な交通事故につながりますので、お酒を飲んだら絶対に運転しないことを心がけてほしいです」 また、15日は、熊本市の職員や警察官、合わせて23人が現場付近で飲酒運転の撲滅を呼びかけました。大西市長も現場を訪れ、犠牲となった女性職員に黙とうしました。 【大西市長】 「一緒に仕事をしてきた仲間たちの喪失感は計り知れないものがある。何の落ち度もない一人の若い女性が亡くなってしまったことに怒りがある。2年たっても悲しみは癒えないものがある、啓発を続けていくことで〈痛ましい事故を絶対これから起さない〉という強い決意できょうはお参りをした」