他人の農業用コンテナを、自分のものと偽り、購入希望者から現金をだまし取ったとして、男が逮捕されました。 コンテナの管理者は悪質な手口に怒りをあらわにしています。 ■何があった? 青果卸売業を営む狩野勝次さん。熊本玉東町で管理する資材置き場から5月、600個以上のコンテナが無くなりました。 ヤマト青果 狩野勝次 社長「(コンテナの)価格も2000円。とにかく現物を返して欲しいです」 ■逮捕されたのは和歌山の男―― この事件をめぐって、16日、和歌山県紀の川市の、自称アルバイト、山際彪容疑者(26)が、詐欺の疑いで逮捕されました。 警察によりますと、山際容疑者は、熊本県玉東町にある資材置き場のコンテナの所有者になりすまし、インターネットで、購入者を募集します。 「コンテナが欲しい人は持って行ってください。持って行った分の料金は指定の口座に振り込んでください」 ■逮捕容疑は―― コンテナ1ケース、250円での取引を持ちかけていました。 記者「男は他人のコンテナを自分のものと偽って売り渡していたということです」 その中で山際容疑者は、購入を申し込んだ熊本県宇城市の男性から1万5000円をだまし取った疑いが持たれています。 ■購入者は自ら引き取りに―― さらに、玉東町に置かれたコンテナを、宇城市の男性に引き取りへ行かせていました。 ヤマト青果 狩野勝次 社長「容疑者が『直接現場に取りに行ってください』そういう手法をすること自体が本当に許せない。取りに行った方々も被害者になるし」 警察の調べに山際容疑者は「借金返済の足しにしたかった」と容疑を認めているということです。