会社のパソコンに保存されていたデータを削除して、会社の業務を妨害した疑いで逮捕された日亜化学工業元社員の男を、横浜地検は6月19日、横浜地裁に起訴しました。 起訴されたのは、神奈川県三浦郡の無職の男・43歳です。 起訴状などによりますと、被告の男は2021年7月、勤めていた日亜化学工業の横浜研究所を退社する際、共用パソコンに保存されたデータを無断で削除した、電子計算機損壊等業務妨害の罪に問われています。 逮捕当時、被告は警察の調べに対し、削除したことは認めたものの、「業務を妨害しようとしたわけではない」と容疑を否認していて、その後、釈放され、横浜地検が在宅で捜査を続けていました。 一方、高松高裁は2025年、民事裁判で被告に対し、日亜化学へ損害賠償・約1000万円を支払うよう命じています。