コートジボワールサッカー連盟(FIF)は18日、スポーツ賭博不正操作の疑いで逮捕されたことが報じられているコートジボワール代表FWエリェ・ワイについて、カナダへの入国が認められたことを発表した。北中米ワールドカップの次戦・ドイツ代表戦に出場可能となった。 ワイをめぐっては『アスレティック』が17日、W杯開幕前にフランスでスポーツ賭博不正操作の疑いで逮捕されたことを報じた。ニースに所属する同選手はスポーツ賭博の利益を得ることなどを目的に、5月17日のメス戦(△0-0)で意図的にイエローカードを受けた可能性があるといい、釈放後も捜査が続いている模様。リーグアンを運営するフランスプロサッカーリーグ(LFP)は「ワイがイエローカードを受けることに異常な賭けがあった」との情報があったことを認めたようだ。 FIFは報道後、「司法上または行政上の手続きで正式な申し立ては行われていない」と声明を出しつつ、カナダ当局から入国するために必要な行政上の許可を得られなかったことも発表。「ワイは代表の帰りを待つ間、アメリカに留まることになる」と伝え、カナダのトロント開催となるドイツ戦は欠場する見通しを示していた。 ところが18日、FIFは一転して「カナダへの入国に必要な許可を取得できた」と報告し、「チームメイトと共に通常通り大会に参加することになる」とドイツ戦に帯同できることを明らかにした。『AFP通信』によると当局はワイの状況に関する追加情報を求めた上で、最終的に入国を許可したようだ。 ワイは世代別フランス代表歴があり、3月にコートジボワール代表デビューを果たしたばかり。初戦のエクアドル戦では先発出場して枠に嫌われる惜しいシュートも放っていた。 なお、カナダ開催の試合をめぐってはガーナ代表MFトーマス・パーティが入国を認められず初戦を欠場する事案も発生していた。パーティは強姦罪7件と性的暴行罪1件の疑いでロンドン警察に起訴されていて、裁判を控えている。