中国産の「きざみねぎ」を混ぜていたにもかかわらず、京都府産九条ねぎのみで造られた商品であるかのように偽って販売していたとして、食料品販売会社の元社長が逮捕されました。 不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたのは、京都市南区の食料品販売会社「葱保」の元社長で、現在は社員の高田哲也容疑者(55)です。 警察によりますと高田容疑者は社長として業務全般を統括していた今年2月26日ごろ、作業所で複数回にわたり、中国産のカットねぎを混ぜた「きざみねぎ」6パック(計約300グラム)に「原産地:京都府」などと表示し、あたかも京都府産九条ねぎのみを使用した商品であるかのように偽って小売業者など3社に販売した疑いが持たれています。 警察が匿名の情報提供を受けて、スーパーに陳列されている商品を購入して鑑定したところ、中国産が混ざっていることが分かったということです。 取り調べに対し高田容疑者は「会社の業務として中国産のねぎを混ぜたカットねぎを京都府産として称して販売し、産地を偽装したことに間違いありません」と容疑を認めているということです。 偽装は約4年前から続けられていたとみられ、高田容疑者は逮捕前の任意の取り調べに対し「4年前の猛暑で仕入れが困難になった」と話していたということです。 商品はすべてが偽装ではなく、中国産が混ぜられていないときもあったということですが、近畿圏のスーパーやラーメン店など34社に販売されていたということです。