ツキノワグマを正当な理由なく捕獲したとして奈良県警吉野署は1日、鳥獣保護管理法違反の疑いで、韓国籍で大阪府柏原市の金属加工業の男(84)と同府松原市の不動産業の男(64)を逮捕した。いずれも容疑を否認しているという。 逮捕容疑は共謀し、1月4日午前7時55分ごろ~午前10時ごろ、奈良県川上村の山中に設置されていた箱罠(縦1メートル、横1メートル、奥行き2メートル)にかかったツキノワグマ1頭を正当な理由なく捕獲したとしている。 同署によると、箱罠は村の住人が県の許可を受け、イノシシなどの捕獲を目的に設置。目的外のツキノワグマが捕獲された場合は県と協議し放獣する必要がある。住人は同日朝に箱罠にツキノワグマが入っているのを確認したが、再び戻った際にはツキノワグマがおらず、箱罠の入り口が開き、周辺に血痕や空の薬莢(やっきょう)が落ちていたという。