南沙良、NYアジアン映画祭「ライジング・スター賞」受賞に喜び 天野千尋監督と共に「マジカル・シークレット・ツアー」大ヒット記念トークショー登壇

有村架純が主演を務めた映画「マジカル・シークレット・ツアー」の大ヒット記念トークショーが開催され、共演の南沙良とメガホンをとった天野千尋監督が登壇した。 本作は、2017年に中部国際空港で主婦たちが金の密輸で逮捕された実際の事件に着想を得たオリジナルストーリー。国内では6月19日に封切りを迎えて間もない中、新たに7月10日(現地時間)より開催される「第25回ニューヨーク・アジアン映画祭(NYAFF)」でのインターナショナルプレミア上映が決定した。さらに南自身も、同映画祭で将来の活躍が期待される俳優に贈られる「ライジング・スター賞」を受賞するという快挙を成し遂げている。 同映画祭での受賞について、南は「最初はピンとこなかったんですが、ニューヨークに行けるかもしれないと聞いて気持ちが高まっています」と率直な喜びを語る。今週末から2人揃って渡米するにあたり、「ニューヨークは2回目ですが、前回は時間がなくてどこにも行けなかったので、ほぼ初めてみたいな感覚です。今回は1日オフがあるので、何をしようかいろいろと調べています」と声を弾ませた。天野監督が「地下鉄にひとりで乗れるのか心配ですが、映画のロケ地はまわってみたい」と語ると、南も「わたしも『ナイトミュージアム』のロケ地(アメリカ自然史博物館)に行ってみたい!」と目を輝かせる様子を見せていた。 今作が初の顔合わせとなった2人。互いの印象を問われると、南は「監督は普段からあまり変わらないですが、撮影現場になると迫力が増すかもしれない。ちょっと大きく見えます。2倍くらい(笑)」と笑う。一方の天野監督も、「スクリーンの中のナイーブな役を演じる南さんしか知らなかったので、実際にお会いしたら印象が違いました。いい意味でおおざっぱで、ざっくりとした方。陰陽でいうと“陽”の部分が強い、魅力的な方だなと思いました」と振り返った。 南が演じた麻由は、キャバクラ嬢としての顔と、妹の前で見せる「良いお姉ちゃん」という二面性を持つキャラクターだ。その細かなニュアンスについて天野監督は、「最初のリハーサルのときは私もキャラクターを探っていたんですが、南さんのいい意味での大雑把な感じが自分の中にしっくりきて。“ちょっとヘラヘラしてもらえませんか”とお願いしたんです」と明かす。続けて天野監督は「ヨーイ!と言った瞬間に一気に麻由のスイッチが入って、へラッと笑って芝居がスタートするんですよ。やはり瞬発力がある方なんだなと思いました」と絶賛。しかし当の南は「あまり意識してなかったかも。とにかくヘラヘラしておけばいいやと思って、そこまで深く考えていなかったかもしれないです」とあっけらかんと答え、会場は笑いに包まれた。 トーク後半では、金塊を持って逃げるシーンの撮影裏話も披露された。撮影中に突然雨が降り出し、急遽傘を用意して続行したというエピソードについて、天野監督が「南さん、晴れ女だと聞いていたんですけど……」とチクリ。すると南は「異国では(晴れ女の力を発揮するのは)難しいんですよ!(笑)」と謎の言い訳を展開しつつ、「でも撮影中に一回、雨がやんだタイミングがありましたよね? ということで、しっかり晴れ女は発揮できた」と誇らしげに胸を張り、会場の笑いを誘う。これに対し天野監督が「あそこの一回、雨がやんだのは南さんの力だったのか……最初から力を出してほしかったな(笑)」とボヤいてみせ、客席には再び笑顔があふれていた。 「マジカル・シークレット・ツアー」は現在公開中。

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