広島カープの複数選手がゾンビたばこの“売人”と交流があったとする一部週刊誌の報道を受け、鈴木清明球団本部長が14日、報道陣の取材に「週刊誌の報道にコメントすることはない」とした。 5月15日の初公判で、羽月氏が球団内の他選手も使用していたことをほのめかし、球団は育成を含めた全選手を再調査する方針を明かしていた。 ◆ゾンビたばこ問題のこれまで ▼2025年12月16日 羽月氏が110番通報を受けた広島県警から任意同行を求められ、尿検査でエトミデートの陽性反応 ▼2026年1月27日 羽月氏が医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕 ▼28日 球団が羽月氏の「野球活動停止」の処分を決定。 ▼29日羽月氏が広島地検に身柄送検 ▼30日 広島県警がマツダスタジアムと大野屋内総合練習場を家宅捜索 ▼2月6日 羽月がエトミデート使用を認める趣旨の供述を始めたことが明らかに ▼17日 広島地検が羽月氏を医薬品医療機器法違反の罪で起訴 ▼18日 羽月氏が広島市内の留置施設から保釈 ▼24日 球団が羽月氏の「契約解除」の処分を決定 ▼5月15日 羽月氏が医薬品医療機器法違反の罪で拘禁刑1年、執行猶予3年の有罪判決を受ける。球団内の他選手も使用していたことをほのめかす。球団は育成を含めた全選手を対象に再調査する方針を明かす ▼28日 羽月氏が動画視聴アプリ「TikTok」の生配信で5人が使用していたことを明かす ▼7月13日 一部週刊誌がゾンビたばこの売人・滝口涼介被告と広島カープの複数選手との関係を報じる記事を掲載 ◆エトミデートとは もともとは鎮静剤や麻酔導入薬などとして使用される、国内未承認の医薬品成分。本来の使用用途とは別に、電子たばこ向けに違法に使用されるケースが社会問題化し、昨年5月に厚生労働省が「指定薬物」として規制。使用すると手足がけいれんし、ゾンビのように見えることから「ゾンビたばこ」とも呼ばれる。