西島秀俊、満島ひかりら豪華キャスト共演『時には懺悔を』登場人物たちの人生が交錯する新予告&場面写真!

『下妻物語』(04)、『嫌われ松子の一生』(06)、『パコと魔法の絵本』(08)、『告白』(10)などで知られる中島哲也監督の8年ぶりとなる最新作『時には懺悔を』(8月28日公開)。このたび、西島秀俊、満島ひかり、黒木華、柴咲コウ、佐藤二朗、役所広司らの熱演が心を揺さぶる新予告が解禁された。 中島監督がその難しいテーマからも映像化不可能と言われた、打海文三による傑作ミステリー小説の映画化に挑んだ本作。主演を務めるのは、中島監督と初タッグとなる西島。家族との不和を抱えながら生きる孤独な探偵、佐竹を演じる。そして同じく中島組に初めて参加し、西島と初共演を飾る満島、さらには黒木、宮藤官九郎、柴咲、佐藤、役所など、豪華俳優陣が集結した。 解禁された新予告は、9年前の病院から始まる。小児科病棟の待合室にいた民恵(黒木)の脇を、1人の男が全速力で駆け抜けていく。まさにこの瞬間、後に物語を大きく動かすことになる新生児誘拐事件が起きていた。そして時は現在へ。ある探偵殺害事件の真相を追う、一匹狼の探偵、佐竹(西島)と、佐竹のもとで修行中の助手、聡子(満島)は、調査を進めるうちに、9年前に起きた新生児誘拐事件へとたどり着く。誘拐された子どもの父親、志賀(毎熊克哉)は、当時、犯人から「身代金、1億円用意しろ」と要求されたことを明かす。 だが、その後に映しだされるのは、誰もが想像する“誘拐犯と被害者”の姿とは大きく異なるものだった。9年前に誘拐された子どもには、生きていることが奇跡と言われるほど重い障がいがあった。いまは“新”と名付けられ、明野(宮藤)と2人で暮らしていた。明野は、毎日新を優しく抱きかかえ、食事を介助し、すぐ隣で添い寝し、そっと手を握る。外出することもほとんどなく、長い年月、新の世話をたった1人で続けてきた。 重い障がいのある息子を亡くした過去を持つ佐竹。娘との関係がうまくいかず、母親としての自信を喪失した聡子。明野と新の間に流れる深い愛情を見つめるうちに、佐竹と聡子はそれぞれ、自らの家族や過去を振り返っていく。そして佐竹は、2つの事件の真相に気づいた警察に対し、思わず「逮捕する気ですか」と詰め寄る。探偵として明野を追いかけていた佐竹自身もまた、いつしか明野と新の未来を案じるようになっていた。 続く映像には、民恵の「あの子、生まれてこない方が幸せでした」という捨て台詞に対するように、聡子が「あの子、生きてちゃいけないわけ!?」と感情をあらわにする姿や、佐竹の妻、由紀(柴咲)の「戻れないよ、もう、母親になんか」と崩壊した家庭を嘆く姿も映しだされる。 「救いを求めた人々は、どんな結末を選ぶのか」と問いかけるナレーションと共に、登場人物たちの人生が次々と交錯していく。そして、最後に映しだされるのは、河原の土手を散歩する明野と新の姿。明野が「そろそろ帰るか」と優しく声をかけると、満面の笑顔を見せる新。さまざまな思いが重なる映像の最後に現れる、新の無垢な笑顔が、本作が惜しみない愛と生きる希望があふれる物語であることを予感させる。 中島監督が構想18年を経て完成させた感動作を、ぜひ大スクリーンでご覧いただきたい。 文/山崎伸子

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