経営者や実業家の言葉には、独特の重みがある。数えきれない決断を重ね、成功も失敗も経験してきた人の一言は、ときに本を何冊も読むより強く心に残るものだ。インターネットリサーチの株式会社NEXER Groupはこのほど、講演会講師派遣サイト「スピーカーズ」と共同で、全国の男女1000人を対象に「人生を変える一言が聞きたい!講演を聞きたい経営者・実業家」についてのアンケートを実施、ランキング結果を公表した。敬称略。 第5位は堀江貴文(73票)。「これまでにない価値観を話してくれそう(40代・男性)」「逮捕されても、またやり直せてる精神力があるから(40代・女性)」「他の経営者、実業家とは違う視点で話してくれそう(50代・男性)」など、浮き沈みの激しい経歴に惹かれ、順風満帆な成功談ではなく、つまずいても立ち上がってきた過程に聞く価値を感じている人は多い。 第4位はビル・ゲイツ(99票)。「偉大すぎる存在だから(20代・男性)」「海外の人の考えは日本人の考え方と違うのか(30代・女性)」「ビジネスの世界と慈善活動の世界とで活躍したので、他では聞けない話が聞けそう(50代・女性)」など、マイクロソフト創業者として世界のIT環境の土台を築いたほか、慈善活動にも取り組んできた生き方まで含めて聞いてみたいという声が多かった。 第3位は豊田章男(100票)。「ビジョンがしっかりした実業家だから(30代・女性)」「巨大企業のトップでありながらレースにも参加するほど車に深く関わっており、本業が好きなことがどれだけ経営に影響を与えるか聞いてみたい(40代・男性)」「日本一のメーカーを維持・成長させている経営哲学を知りたい(60代・男性)」など、日本を代表する自動車メーカー、トヨタを率いてきた実績から、その経営哲学を聞いてみたいという声が多く集まっている。 第2位はイーロン・マスク(116票)。「独特な考えを持ってそう(20代・男性)」「自分では考えることができない視点でアドバイスや考え方に触れることができそうで、人生を変えるきっかけになりそうに思った(30代・男性)」「経営のカリスマであり、様々なイノベーションを創出する実績があるから(40代・男性)」など、電気自動車「テスラ」から宇宙開発「スペースX」まで、常識の枠を超えた事業を次々と手がける姿に、多くの関心が寄せられている。成功の秘訣というより、そもそもどんな発想でものを考えているのか、その頭の中をのぞいてみたい、という好奇心が票につながったようだ。 第1位は孫正義(282票)。「格言がもらえそうだから(20代・男性)」「経営判断の本質に関わる話が聞けそう(30代・男性)」「困難を乗り越えてきた経験談(40代・女性)」「時代の先を読む圧倒的な先見性と、どれだけ批判されてもブレない大局的な視点を持っているから(50代・男性)」など、経営そのものへの学びを期待する声が目立った。一代でソフトバンクグループを築き上げた実績や、時代の先を読む先見性に関心を持つ人も多く、2位に倍以上の差をつけて圧倒的支持を集めた。 (よろず~ニュース調査班)