2022年10月から23年1月にかけて立て続けに発生した、いわゆる「ルフィ広域強盗事件」。この凶悪事件の全貌に迫ったノンフィクション『檻の中のルフィ 闇バイトを生んだ者たち』(講談社)が話題を呼んでいる。前編では、著者・栗田シメイ氏が「伝説のかけ子」やフィリピン側の幹部・小島智信被告との取材を通して垣間見た、意外な人間性に迫った。後編では、彼らが荒稼ぎした金の使い道、フィリピンという国が犯罪をどう助長したのか、そして日本の「闇バイト」が抱える構造的な問題について聞いた。【高橋ユキ/ノンフィクションライター】(全2回のうち第2回) ***