飲酒し「正常運転困難状態」に? 都内で事故相次ぎ3人逮捕

東京都内で26日未明、運転者が酒を飲んだ状態で起こしたとみられる死傷事故が3件相次いだ。「危険運転」の適用要件に呼気中アルコール濃度の数値基準を新設した改正自動車運転処罰法が21日に施行されたばかりで、警視庁はいずれも危険運転に当たるとして、運転者の男性3人を逮捕した。 改正法では、呼気1リットル中のアルコール濃度が0・5ミリグラム以上を「正常運転困難状態」とし、人身事故を起こした場合に危険運転に該当すると定めていた。 26日午前4時半ごろに東京都江東区の都道交差点で、横断歩道を歩いて横断していた80代とみられる女性が軽乗用車にはねられて死亡した。運転していた会社員、菱山浩一容疑者(62)の呼気から1リットル当たり0・56ミリグラムのアルコールが検出されたとして、警視庁は27日に同法違反(危険運転致死)容疑で逮捕した。 警視庁によると、菱山容疑者側の信号は赤だったが、制限速度を超える時速57キロで交差点を走っていた。「酒を飲んで運転したが、女性をはねた記憶はない」と供述しているという。 このほか午前3時~4時40分ごろ、昭島市で軽乗用車がガードレールに衝突して同乗の男性が重傷を負い、墨田区では乗用車が電動キックスケーターにぶつかって女性が軽傷を負った。車を運転していた27歳と36歳の男性の呼気からも基準値を超えるアルコールが検知され、警視庁は2人を同法違反(危険運転致傷)容疑で現行犯逮捕した。【洪玟香】

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