King Gnu井口理の主演映画2作目『逃げろお嬢さん』10月2日公開決定、ヒロインは深川麻衣

井口理(King Gnu)が主演を務める映画『逃げろお嬢さん』が10月2日(金)に全国公開されることが決定し、本予告映像とポスタービジュアルが解禁された。 原作は、『国宝』『横道世之介』の著者として知られる吉田修一の短編集『逃亡小説集』(角川文庫/KADOKAWA刊)に収められた同名短編『逃げろお嬢さん』。誰かをずっと応援してきた人に訪れる小さな奇跡を描いた物語を、伊藤ちひろが監督・脚本を手掛けて映像化する。 主人公は、親から継いだ温泉宿を営みながら、つつましやかな日常を送る康太。ある日、前を走る車の様子を心配して呼び止めると、運転していたのは高校時代から推し続けてきた元アイドル・鮎川舞子だった。折しもテレビから流れてきたのは、舞子の夫が薬物で逮捕され、舞子自身も疑惑の中で行方不明になっているというニュース速報。混乱しながらも康太は、これまで自分の人生を照らし続けてくれた舞子のために、今できることを全うしようと決意する。 主人公・康太を演じるのは、映画『ひとりぼっちじゃない』に続き本作が2作目の主演作となる井口理。日本の音楽シーンを牽引するバンドKing Gnuのボーカル兼キーボードとして活躍する井口は、昨年公開の映画『国宝』(2025年)の主題歌「Luminance」に歌唱参加し、第49回日本アカデミー賞の主題歌賞を受賞した。コメントも到着しており、本作については「吉田修一さん原作の世界観と監督の持つ世界観が合わさり『逃げろお嬢さん』は美しさと滑稽さが両立した世界として描かれています」と語り、康太の孤軍奮闘ぶりを見どころに挙げている。 康太が長年推し続けてきた元アイドル・鮎川舞子を演じるのは、今年俳優活動10周年を迎え、現在放送中の『Tokyo middle 30』まで4クール連続でドラマ出演中の深川麻衣。舞子について「名前も辿ってきた職種も近くて、だからこそ共感できる部分もたくさんあり、シンパシーを感じました」と語っており、舞子を演じる中で得た心境の変化については「自分をただただ真っ直ぐに信じてくれる人の存在がどれほどあたたかく、心強く、その存在にどれほど救われるのかを、身をもって実感できました」と明かした。 また、ほかキャストには浅香航大、河井青葉、田中偉登らが決定。そして監督を務めるのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)や『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(2008年)などの脚本家として活躍してきた伊藤ちひろ。近年は『ひとりぼっちじゃない』(2023年)で映画監督デビューを果たし、同年には監督・脚本・原案を務めた『サイド バイ サイド 隣にいる人』も手掛けた新鋭だ。原作について伊藤は「誰かの活力や支えになりたくて、人の前に立って表現していく者たち。その想いを感じ取って、応援で応える者たち。その尊い循環を、わたしはとても美しいものだと感じています」と語っており、“応援すること”の本質を見つめ直すなかで吉田の短編小説に出会ったと明かした。 原作者の吉田修一も本作について「誰かをずっと応援してきた人に訪れる小さな奇跡の物語。この小さな奇跡を伊藤ちひろ監督がきらきらと輝かせてくれた」とコメント。井口理と深川麻衣が体現する人間愛について、「風に揺れる金色のススキ原のようなその輝きは、井口理さんと深川麻衣さんの声や体からあふれてくる深い人間愛のようでもあり、気がつけば二人が体験する小さな奇跡を心から応援していました」と綴っている。 解禁された本予告映像は、舞子がラジオ番組であるハガキを読み上げる声にのせて、温泉宿を継いで平凡に暮らす康太の日常から幕を開ける。そこから夫の逮捕と舞子自身の失踪を伝えるニュースに康太が驚く場面に続き、出会うはずのなかった二人の偶然の出会いが描かれる。「私のことご存じですか」と尋ねる舞子に、康太は「いえ、知りません!」と即答。「私は取り返しのつかないことに手を出したと思う」と電話で誰かに話す舞子を、康太がそっと見守る様子も映し出される。奮闘する康太の姿に重ねて「俺は、あなたの存在に何度も励まされ、支えられてきました。会って直接話をしたことがなくても、あなたはいつまでも大切な存在なんです」という康太の想いが語られ、本予告は「俺、助けます」という決意の言葉で締めくくられる。 同時に解禁されたポスタービジュアルは、必死に走る康太やそっと空を見上げる舞子、テーブルをはさんで向き合う二人など、本作のさまざまな瞬間を切り取ったデザイン。舞子の手を引いて歩く康太の姿も収められ、「人生を支えてくれた推しに 今、僕ができることー」というキャッチコピーが添えられた、二人の関係性を象徴するデザインとなっている。 一億総推し時代とも言われる今、信じ抜くことで自分を支えてくれた推しを守ろうとした男の、小さな奇跡の一日を描いた本作。出演した井口理と深川麻衣、伊藤ちひろ監督、原作者・吉田修一のコメント全文は以下の通り。 〈コメント一覧〉 ◾️井口理(King Gnu/康太役) 伊藤監督の作品への出演は「ひとりぼっちじゃない」から始まり、今回が3作品目になります。今回は山の民宿を営む康太という役柄を演じさせていただきました。 吉田修一さん原作の世界観と監督の持つ世界観が合わさり『逃げろお嬢さん』は美しさと滑稽さが両立した世界として描かれています。 昔好きだった人、自分の人生を救ってくれた人のことをどこまで信じ守れるかがこの作品の見所になっていると思います。康太の孤軍奮闘を、みなさんに楽しんでいただければ幸いです。 ◾️深川麻衣(舞子役) 舞子とは、名前も辿ってきた職種も近くて、だからこそ共感できる部分もたくさんあり、シンパシーを感じました。 康太と舞子の2人の関係性は、周りからみたら理解できない、滑稽なものに見えるかもしれません。でも2人の間にあった確かなものを見ていると、世論や常識をとっぱらった、自分にとっての真実や本当に大切なものについて、考えるきっかけになりました。 そして舞子を演じている中で、自分をただただ真っ直ぐに信じてくれる人の存在がどれほどあたたかく、心強く、その存在にどれほど救われるのかを、身をもって実感できました。 長野の豊かな自然の中での撮影は本当に心地よくて、撮影の日々が今でも恋しいです! ◾️伊藤ちひろ(監督) 誰かの活力や支えになりたくて、人の前に立って表現していく者たち。その想いを感じ取って、応援で応える者たち。その尊い循環を、わたしはとても美しいものだと感じています。 いま世界で「推し活」によって輝きを増す人が広がるなかで、わたしは「応援すること」の本質について考えるようになり、そんなとき吉田修一さんの短編小説に出会うことができました。この物語には、生きていく間にわたしたちがいくつか通る愛の触れ合いの、そのひとつが描かれていると感じています。康太と舞子は、自分が貰った愛に応える。その愛は、励ましです。人から受け取ったエネルギーに励まされ、それが巡る。 誰かのひとつの過ち、世間の枠からはみ出た者に対して、攻撃することよりも応援することのできる人がいる。真相を知ろうと弄って好奇心を満たすよりも本質を信じる気持ちを大切にできる人がいる。そういう人たちの心の美しさを映画に残したいと思いました。『逃げろお嬢さん』はそんな静かで確かな愛の循環を描いた映画だと思っています。 ◾️吉田修一(原作者) 誰かをずっと応援してきた人に訪れる小さな奇跡の物語。この小さな奇跡を伊藤ちひろ監督がきらきらと輝かせてくれた。 風に揺れる金色のススキ原のようなその輝きは、井口理さんと深川麻衣さんの声や体からあふれてくる深い人間愛のようでもあり、気がつけば二人が体験する小さな奇跡を心から応援していました。 《作品情報》 映画『逃げろお嬢さん』 2026年10月2日(金)全国公開 配給:NAKACHIKA 出演:井口 理(King Gnu) 深川麻衣 浅香航大 河井青葉 田中偉登

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