広末涼子さんの”今後”、弁護士が解説 傷害罪は「恐らく起訴猶予になるのでは」、危険運転致傷罪での立件は「諦めたというのが自然」

医師でもある石丸幸人弁護士(52)が17日、自身のユーチューブチャンネルを更新。勾留から一転、異例の満期前釈放となった女優の広末涼子さん(44)について今後の見通しなどを解説した。 広末さんは7日夜、新東名高速道路上り線で乗用車を運転中、大型トレーラーに追突。搬送先の静岡県島田市の病院で、女性看護師を複数回蹴り腕を引っかいたなどとして、8日未明に現行犯逮捕された。9日に送検され、静岡地裁浜松支部が10日に勾留を認めたが16日に釈放された。 石丸氏は「突然の釈放と言っていい」と指摘。「勾留満期が19日だった。19日は土曜日なので、18日というのはあるが、16日水曜日は実務上珍しく驚いた」と話した。 その上で、石丸氏は異例の釈放となった理由として(1)被害看護師との示談(2)罪を認めている(3)本鑑定でも違法薬物の反応は出なかった(4)別件勾留との批判を受けたこと―の4つを挙げた。 今後の見通しとして、傷害罪については「恐らく起訴猶予になるのではないか」と推測。一方、危険運転致傷罪には「昨日(16日)、釈放したということは捜査機関は少なくとも危険運転致傷罪での立件は見送ったというか諦めたというのが自然」と指摘した上で、広末さんの運転で交通事故を起こし、同乗者が負傷したことから「過失運転致傷罪は成立することになる」と解説した。 ただ、同乗者が刑事処罰を求めない意思を示しているのであれば起訴されない可能性が高いといい、「起訴されたところで略式起訴で、20~30万円くらいの罰金で済みそう」と展望した。

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