小学生7人はね逮捕の男 2日前に車借りる「全てが嫌になり人を殺そうと」放射線技師で先月病院を退職 現場は見回り強化「子どもも不安がっている」

1日、大阪市西成区で下校中の小学生7人がレンタカーにひかれ、運転していた男が殺人未遂の疑いで逮捕された事件で、男が事件の2日前に車を借りていたことがわかりました。 児童が被害にあった大阪市西成区の小学校で2日朝、教職員らが見回りを強化するなか、多くの子どもが親と一緒に登校しました。 保護者 「ああいうことがあって、子どもたちもすごく不安がっていたので」 「本当に怖いですね。道も狭いし子供も多いので」 1日午後1時半ごろ、下校中の小学2年と3年の7人が車にひかれ、2人が骨を折るなどの重傷、5人が軽傷を負いました。車を運転していたのは東京都東村山市に住む矢沢勇希容疑者(28)で、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。 捜査関係者によりますと、矢沢容疑者は放射線技師で先月、病院を自主退職していたということです。また、車はレンタカーでしたが、事件の2日前にJR新大阪駅近くの店で借りていたことが新たにわかりました。 現場にブレーキを踏んだ跡はなく、矢沢容疑者は調べに対し「すべてが嫌になったから、人を殺そうとして乗っていた車で突っ込んだ」と話しているということで、警察は、意図的に突っ込んだとみて、詳しい経緯を調べています。

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