ストーカー相談 年間360件超 鹿児島県警「凶悪事件に発展する危険性」

神奈川県で女性の遺体を遺棄した疑いで元交際相手の男が逮捕された事件。男のストーカー行為の末の犯行とみられています。鹿児島県内でもストーカー被害の相談は年間360件を超えています。 先月30日、神奈川県川崎市の住宅で去年12月から行方不明となっていた岡崎彩咲陽さんの遺体が見つかりました。元交際相手の男が死体遺棄の疑いで逮捕され、ストーカーの末の犯行とみられています。 ストーカーとは尾行やつきまとい、SNSでの「いつも見ているよ」などの監視ととれるメッセージ、無言電話やGPS機器による位置情報の把握などを継続して行うことです。県内でもストーカー被害の相談は相次いでいて、県警によりますとおととしは年間407件、去年は366件と単純に計算すると1日に1件以上の相談が寄せられていることになります。 相談者のおよそ5割が20代から30代の女性で、県警は仕事や家族を気にして相談をためらうケースが多いのもこの年代だと言います。 「ストーカー行為は殺人などの凶悪事件に発展する危険性がある」として県警は被害を受けたら最寄りの警察署や交番などにすぐに連絡するよう呼びかけています。また県の女性相談支援センターも相談を受け付けています。そのほか県弁護士会も弁護士を紹介するなどし対応を行っています。 1人で悩まず、ささいなことも早めに相談してください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする