車検・保険の切れた車を貸し出しか レンタカー店の店長を逮捕【熊本】

車検や保険が切れた状態の車を客に貸し出した疑いで、熊本市にあるレンタカー店の店長が8日逮捕されました。 この店では、40台以上が車検切れのまま客に貸し出されていたとみられていて、警察は余罪も捜査しています。 逮捕されたのは、熊本市西区にある『ガッツレンタカー熊本駅前店』の店長、中山航信容疑者(27)です。 警察によりますと、中山容疑者は去年11月と4月、車検や自賠責保険が切れた状態の車を客に貸し出した疑いが持たれています。 去年11月、阿蘇市で、この店で軽自動車を借りた客が道路脇のガードパイプにぶつける事故を起こし警察が調べたところ、軽自動車の車検や自賠責保険が切れていることが判明しました。 当時、中山容疑者は「うっかり忘れていた」と説明したということですが、警察は4月、店舗で家宅捜索を実施。 その際、客が使用していたレンタカーも車検が切れていたということです。 中山容疑者は容疑を認めていて、「故障車の修理が間に合わず、稼働台数を確保したかった。予約が多数あってお客さんの期待に応えたかった」という趣旨の供述をしています。 この店には約120台のレンタカーがあり、40台以上が車検切れのまま客に貸し出されていたとみられていて、警察は余罪も捜査しています。

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