川崎市の住宅で女性の遺体が見つかり元交際相手の男が逮捕された事件で、神奈川県警は当時の対応について適切だったか確認するため、「検証チーム」を立ち上げたと発表しました。 先月30日に遺体で見つかった岡崎彩咲陽さん(20)をめぐっては、親族が死体遺棄の疑いで逮捕された白井秀征容疑者(27)からのストーカー被害を訴えていたと主張していますが、神奈川県警はストーカー被害について「相談を受けた認識はない」「必要な措置を講じてきた」とするなど、複数の点で主張が食い違っています。 神奈川県警は当時の対応について適切だったか調査する「検証チーム」を立ち上げたと発表しました。 検証チームは神奈川県警ナンバー2の警務部長をトップとする13人で構成され、岡崎さんが行方不明になる去年12月までの対応と、行方不明になってから白井容疑者が逮捕されるまでの対応について検証するということです。 神奈川県警は「捜査状況を踏まえつつ速やかにとりまとめを行う」としています。