新東名高速で大型トレーナーに追突、搬送先の静岡県掛川市の病院で看護師に暴行を働いたとして、4月8日未明に傷害容疑で逮捕された女優の広末涼子。 広末は、4月16日に釈放された後に、双極性障害と甲状腺機能障害亢進症の診断を受けたことを公表。すべての仕事をキャンセルし、現在は医療機関に入院しているという。 「広末さんは、搬送された病院内で一時行方不明になったため、看護師が探したところ、別の階の廊下で広末さんを発見。連れ戻そうとした際に、蹴る、引っ掻くなどの暴行を働きました。また、事故を起こす前に立ち寄ったサービスエリアで『私、広末!』と突然名乗り出るなど、不審な行動があったそうです」(社会部記者) 人気女優のまさかの “ご乱行”。事件が報道された当初は、薬物や飲酒疑惑もささやかれた。 「当局は違法・合法問わず薬物の影響を疑いましたが、検査の結果はシロでした。しかし、4月10日に広末さんを逮捕した浜松西署が家宅捜索をおこなったことで、やはり違法薬物の捜査をしていたのではないかという疑惑が再浮上しました」(同) だが、静岡県警関係者は本誌の取材に、これを言下に否定した。 「家宅捜索の令状は危険運転傷害罪なんですよ。同乗者のマネジャーが骨折などしているので、その容疑を捜査するためのものでした。現場にはスリップ跡がなかったことから、広末さんの運転していた車は、ノーブレーキの状態で前方のトラックに突っ込んでいる可能性が高い。 捜査当局としては、広末さんが自殺を企図し、マネジャーを巻き込んだのではないかと疑っていたのです。 実際、家宅捜索の結果、処方薬も含めて向精神薬に類するものは押収されていません。病院内で発生したようなトラブルは、事故後の運転者にはよくあることなんです」(静岡県警関係者) その後の報道によると、広末は、被害者である看護師と、追突されたトラック運転手との示談が成立しているという。 「少なくとも、傷害罪については不起訴が確定的でしょう。残る同乗者への過失運転致傷罪についは、追送検の可能性もありますが、被害者であるマネジャーには処罰感情がなく、寛大な措置を検察に求めていることから、これも不起訴になる可能性が高そうです」(前出・社会部記者) いずれにせよ、2023年に鳥羽周作氏とのW不倫が報じられて以降、ようやく芸能活動に復帰しつつあった広末にとって、致命的なダメージとなったのは間違いない。 「広末さんは、しばらく療養生活を送ることになりますが、その間も鳥羽さんが支えることになるのでしょうね。芸能界への復帰を急いだところで、またトラブルを起こしてしまうかもしれないし、広末さん本人にとってもつらいはず。なぜこのような “事件” を起こしてしまったのか、じっくり自分を見つめなおす期間が必要でしょう」 再び表舞台に立てる日はやってくるのか……。