報ステ大越健介氏が懸念「治安の良い日本と、胸を張って言えなくなってきたのではないかと…」

テレビ朝日系の報道番組「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)の大越健介キャスターは9日の放送で、このところ日本各地で人を切りつけるなどさまざまな事件が相次いでいることをめぐり、沈痛の面持ちでコメントした。 東京都だけでも、7日に文京区の東京メトロ南北線東大前駅で男性が切り付けられ、殺人未遂の疑いで、自称自営業の男が現行犯逮捕された。また、翌8日には立川市の市立第三小学校に侵入した男2人が暴れて現行犯逮捕され、教職員5人が負傷する事件が起きている。 この日の放送ラストの「ニュースの“あとがき”」コーナーで、金曜キャスターを務めるフリーアナウンサー徳永有美が「切りつけなど、さまざまな事件でちょっと胸が本当に痛みますね」とコメントすると、大越氏は「東京では地下鉄で人が切りつけられ、小学校に暴漢が乱入するという事件もありました」と応じながら、振り返った。 その上で「日本といいますと、治安の良さというものがひとつの我々の誇りなんですけれども、いま、それを、胸を張ってちょっと言えなくなってきたのではないかと。そんなことも思います」と、傷害事件が相次ぐ昨今を念頭に語り、この日の放送を終えた。

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