今、尖閣諸島周辺が異常事態…中国による領海&領空の“ダブル侵犯”日本はどう対応すべき?

ゴールデンウィークの沖縄県・尖閣諸島で、緊迫の事態が発生した。中国海警局のヘリコプターが、尖閣諸島周辺の領空に一時侵入し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進したのだ。中国海警局のヘリコプターによる領空侵犯は初となる。日本政府は中国政府に抗議したが、中国海警局は、日本の民間航空機が領空に不法侵入したため、警告して追い払ったと主張している。 尖閣諸島周辺では、中国船による領海侵犯も常態化している。先日も機関砲を搭載した中国海警局の船2隻が、尖閣諸島付近の領海に侵入し、そのまま領海内にとどまり、巡視船が領海の外に出るよう警告した。 中国による軍事活動の活性化については、4月に中谷防衛大臣が同盟国などと連携し、対応すると発言している。しかし相次ぐ領空侵犯や領海侵入を受けて、SNS上では政府の対応をめぐり、強気な対応を求める声も出ている。 連日のように押し寄せる中国船に、どのような対応を取るのが適切なのか。『ABEMA Prime』では、現場経験のある元海上保安庁職員とともに考えた。

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