山環逆走70代男逮捕 金沢中署、ひき逃げと過失傷害疑い

10日深夜、金沢市鈴見台1丁目の金沢外環状道路山側幹線(山側環状)で、20代女子大学生の車が逆走車をよけようとしてガードレールに衝突し、重傷を負った事故で、金沢中署は14日、道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、逆走車を運転していたとみられる同市の70代男を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。 事故は10日午後11時25分ごろ発生。逆走してきた軽自動車は救護や警察への通報をしないまま立ち去っており、署はひき逃げ事件として行方を追っていた。 捜査関係者によると、現場周辺の防犯カメラやドライブレコーダーの映像解析などから、逆走車を割り出し、70代男が運転していた疑いが強まったため、逮捕状を取った。 署によると、現場は大学生から見て、卯辰トンネルの26メートル手前で、一方通行の2車線。右側車線を津幡町方向に進行していた大学生は、トンネルから出てきた逆走車に気付いて急ハンドルを切り、左右のガードレールに衝突。胸や背中の骨を折る重傷を負った。 目撃情報などから、逆走車は、津幡町方向に約2キロ離れた東長江インターチェンジ(IC)から反対車線に誤進入したとみられる。

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