山形・10代少女誘拐疑い 遺体は携帯の電波届かない山奥に… 容疑者の男(36)過去にはSNSで「一緒に自殺しませんか」と呼びかけも【news23】

10代の少女の遺体が見つかったのは、山形県の山中にある空き家の裏手。少女を連れ去ったとして逮捕された男は、過去にSNSを通じて「一緒に自殺しませんか」と呼びかけていたことがわかりました。 ■遺体発見は電波届かない山奥 10代の少女が発見されたのは、携帯の電波も届かない山奥でした。 山形県・上山市下生居(かみのやまし‧しもなまい)にある空き家の裏手の庭。 2024年9月23日、少女は張られたテントの中で変わり果てた姿で見つかりました。 第一発見者 「俺と息子がトラックで行ったんだ。テントがあってよ。クラクションをバーっと鳴らしても(テントから)出てこないんだ。息子がこう開けて、開けたけど逃げてきた。臭いがするから、かなり腐ってたんだろうね」 遺体は腐敗した状態で、近くには使用済みの練炭があったということです。 少女を連れ去り、誘拐した疑いで13日逮捕されたのが、福島市の無職‧岸波弘樹容疑者(36)です。 喜入友浩キャスター 「岸波容疑者は、現場から車で1時間ほど離れた福島市内のアパートで暮らしていました。同じアパートの住人は、その姿をほとんど見たことがないといいます」 岸波容疑者と被害者の間に何があったのでしょうか? ■SNSで「一緒に自殺しませんか」と呼びかけ犯行を重ねていたか 警察によると岸波容疑者と少女は、2024年6月から9月までの間、SNSでやり取りをしていて、岸波容疑者が自分のもとに来るよう誘惑。 2024年9月2日に山形市内で少女と合流し、軽乗用車に乗せ上山市に移動したとみられています。 SNSが接点となったとみられる今回の事件。 実は、岸波容疑者はこれまでにも自殺願望をほのめかす投稿に対し「一緒に自殺しませんか」と呼びかけ犯行を重ねていたとみられます。 13日に逮捕された事件の他に、2024年6月に10代と20代の男性2人の自殺を手助けした罪や、2024年7月には福島県・郡山市で10代の少女を車に乗せ連れ回し、わいせつな行為をしたうえ、少女の自殺を手助けしようとした罪に問われています。

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