今年2月、25歳の女性が就寝していた福岡市博多区のアパートの部屋に侵入し、現金約3万円が入った財布などを盗んだとして57歳の解体業の男と47歳の無職の男の兄弟2人が逮捕されました。 住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは兄で住居不定・解体業の鮎川祐一容疑者(57)と弟で福岡市南区に住む鮎川亮次容疑者(47)の兄弟2人です。 兄弟2人は、2月26日午前2時10分ごろから午前2時18分ごろまでの間、福岡市博多区にあるアパートの部屋に侵入し、現金約3万円のほかキャッシュカードなどが入った財布1個(時価5000円相当)や革製のカードケースや洋服など計3点(時価合計約6000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。 アパートの部屋には、25歳の女性が寝ていましたが、目を覚まし、事件の約20分後に「知らない男が入ってきた。財布などがなくなっている」と110番通報したということです。 警察が部屋に残された証拠を採取する鑑識活動や周辺の防犯カメラの映像を調べるなどの捜査を進めた結果、兄弟2人の関与が浮上したということです。 警察は兄弟の認否について「共犯事件のため捜査に差し支える」として明らかにしていません。