酒を飲んで車を運転し、軽自動車と正面衝突する事故を起こして運転手にけがをさせた疑いで20日、福岡県行橋市の69歳の男が逮捕されました。 酒気帯び運転と過失運転致傷の疑いで逮捕されたのは行橋市の調理員、村上秀人容疑者(69)です。 行橋警察署によりますと村上容疑者は4月22日午後3時50分ごろ、行橋市金屋で酒を飲んだ状態で車を運転し、前から来た軽自動車と正面衝突する事故を起こし、運転していた北九州市の男性(38)に全治1週間のけがをさせた疑いです。 当時、村上容疑者の呼気からは基準値の2倍近いアルコールが検出されていました。 調べに対し村上容疑者は「当日の午前10時ごろに9%の500ミリリットル缶を飲んだ」「酒は(体に)残っていなかったと思っています」などと容疑を否認しています。 警察が飲酒の経緯などをさらに詳しく調べています。