埼玉県三郷市の市道で小学生の列に車が衝突し男児4人が重軽傷を負った事件で、道交法違反(ひき逃げ)容疑などで逮捕、送検された同市の中国籍の解体工トウ洪鵬容疑者(42)が、外国で有効な運転免許を日本の免許に切り替えていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。 こうした切り替えは、運転免許の試験場で日本の道路標識など交通ルールの知識確認と、車を実際に運転する技能確認を受けることで、日本の免許を取得できる仕組み。ただ知識確認が簡単な形式で済むことなどから、容易に免許の切り替えができ、国会でも問題視する声が上がっている。