期日前投票所に車で連れて行き特定候補に投票させたか 知人2人を各3万円で「買収」29歳の会社役員を逮捕 大任町長選

ことし3月の福岡県大任町の町長選挙で、特定の候補に投票した報酬として知人2人に現金を支払った疑いで、会社役員の男が逮捕されました。 ■東まどか記者 「長藤容疑者を乗せた車が出てきました。身柄が移送されます。」 公職選挙法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡県大任町の会社役員、長藤優太容疑者(29)です。 警察によりますと、長藤容疑者はことし3月、大任町の町長選挙で、選挙運動をしていた際特定の候補に投票した報酬として、知人2人にそれぞれ現金3万円を支払った疑いがもたれています。 長藤容疑者が2人を車で期日前投票所に連れて行き、投票させたとみられています。 3月の大任町長選挙には現職の永原譲二さんと新人の次谷隆澄さんが立候補し、永原さんが当選しましたが、警察は長藤容疑者がどちらの陣営だったかや、認否について明らかにしていません。 警察は、長藤容疑者が2人以外にも報酬を支払っていた可能性を視野に調べを進めています。

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