2024年11月、鹿児島県の徳之島の伊仙町で保育士の女性を殺害したとして、2025年2月に殺人容疑などで逮捕・送検された18歳の少年について、鹿児島地検は5月21日、鹿児島家庭裁判所に送致したことを明らかにしました。 この事件は2024年11月、伊仙町佐弁の住宅に侵入し、住人の保育士・菊池房子さん(当時55)を刃物のようなもので刺し、殺害した疑いで18歳の少年が逮捕・送検されたものです。 鹿児島地検はこの少年について、2025年2月から刑事責任能力の有無を調べる鑑定留置を行っていましたが、19日、留置期間を終え、21日付で殺人と住居侵入、銃刀法違反の非行事実で鹿児島家庭裁判所に送致したことを明らかにしました。 地検は少年の認否について明らかにしていません。 今後、家庭裁判所が少年の日頃の行動や成育環境などを調べた上で、検察官への逆送致や保護処分などを判断する見通しです。