peco痴漢に「しょーもないことするな」 6歳の息子に口うるさく言い続けた「自分を守る」術

pecoさんの日々の出来事について綴る連載「pecoの子育て&お仕事日記」。今回は、「痴漢」について。pecoさんが撲滅キャンペーンに参加したことをきっかけに、痴漢について話を聞くと、最近、警察を語る詐欺電話にあった話も! そんなpecoさんが息子に伝えてきた「自分を守る」術とは? * * * 今年の1月、警察庁が作成した痴漢の被害者や目撃者に声を上げるよう促す動画に出させていただきました。 痴漢撲滅のキャンペーンには参加させていただきましたが、私は学生時代、通学で電車は使っていなかったので、痴漢にはあったことはなかったです。遊びにでかけるときは電車に乗っていましたが、当時から派手なお洋服を着ていたのが関係あるのかわからないけど、痴漢の経験は一度もありません。 学生時代の周りのお友達は、道で下半身を露出した男性がいたというのは聞いたことがあったけど、電車で痴漢にあったという子はひとり。その子はめっちゃ強気な子で、「ちょっと、当たってるんで、やめてもらっていいですか!」みたいな感じで言えたと。 私が参加したキャンペーンの時期は、受験シーズンで、試験会場へ急ぐ受験生は痴漢の被害を訴えにくいとして、ネット上には試験の日を「痴漢祭り」などと投稿が過去にあったそうです。 受験生を狙うなんて、気持ち悪っ、キモっ!のひと言。受験生を装って、私が電車に乗りたいくらいでした。「受験生と思ったやろ!」って、電車内で声をあげ、痴漢を捕まえてあげたいくらいです。 ■痴漢に「やめて」と言った次が怖い 私は痴漢をされたことがないので、簡単には言えないですが、私がもし、電車内で誰かに触られているなと思ったら、私の友達と同様に、はっきり言えると思っています。「やめてもらっていいですか?」と冷静に。 「やめて」とは言えると思うけど、私が怖いのは、“次”なんですよね。それこそ、包丁出されたらどうしようとか、痴漢を指摘したあとの次の行為が怖いなと思います。だから、お尻を触られたくらいなら、イヤな気持ちを我慢してしまったほうが、その次の怖さを考えると、言い出せないって人もいるのではないかと思う。だから、痴漢をしている人は、とんでもない恐怖感を与えていることを分かったほうがいい。 キャンペーンの動画のセリフにもあったんですが、痴漢は本当に“卑劣”。言葉は間違っているかもしれないけれども、痴漢をする人に言いたいのは「しょーもないことするな」というのが率直な言葉。

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