大分市の除草業務をめぐる入札妨害事件で、逮捕された市議会議員の山本卓矢容疑者が30日、議会に辞職願いを提出し受理されたことがわかりました。また、自民党に離党届を提出したということです。 この事件は大分市が去年5月に実施した指名競争入札で、職員から予定価格を聞き出し、近い金額で2件の除草業務を落札させた公契約関係競売入札妨害の疑いで市議会議員の山本卓矢容疑者(45)ら3人が逮捕・送検されたものです。 山本容疑者は30日午前、代理人を通じて議長に辞職願いを提出し、受理されました。また、所属する自民党に離党届を提出したということです。 捜査関係者によりますと、山本容疑者は「情報を漏らした見返りに選挙での支持を得ようとした」などと供述し、容疑を認めているということです。