5月9日、愛知県田原市の住宅で、祖父母を殺害したとして逮捕された孫の男子高校生が、「祖父母から指図されたことが嫌だった」という趣旨の供述をしていたことがわかりました。 この事件は、5月9日、愛知県田原市の住宅で、70代の夫婦が血を流して死亡しているのが見つかったものです。 孫の16歳の男子高校生が、75歳の祖父の首などを刺し、殺害した疑いで逮捕されていて、祖母の首などを包丁で刺し、殺害した疑いで、29日に再逮捕され、30日朝送検されました。 調べに対し、容疑を認めているということです。 その後の警察への取材で、男子高校生が生活態度などをめぐり、「祖父母から直接指図されたことが嫌だった」という趣旨の供述をしていたことがわかりました。 これまでの調べで、男子高校生は、「祖父母が両親に指図したり、両親と口論したりしているのが嫌だった」という趣旨の供述をしていて、警察は、家庭内の不和が、動機につながったとみて、調べを進めています。