従業員と共犯の男2人にやり取りなし 他に指示役か パチンコ店2800万円強盗事件 福島・会津若松市

福島県会津若松市のパチンコ店から現金およそ2800万円が盗まれた事件で、逮捕された従業員と共犯の男2人は、事件の前後に直接のやり取りはしていなかったとみられることが新たに分かりました。警察は、ほかに指示役がいるとみて捜査しています。 19日に逮捕されたパチンコ店の従業員・真鍋一皐(いっさ)容疑者(23)の身柄は20日朝、検察庁に送られました。 真鍋容疑者は12日、すでに逮捕されている男2人と共謀し、強盗を装って勤務先のパチンコ店に侵入し、現金およそ2800万円を盗んだ疑いが持たれています。真鍋容疑者が勤務していた店の運営会社は取材に対し、「勤務態度に問題はなかった」としています。 捜査関係者によりますと、真鍋容疑者と男2人に面識はなく、事件の前後にも直接のやり取りはなかったとみられることが新たに分かりました。警察は、事件の指示役として匿名・流動型犯罪グループいわゆる「トクリュウ」が関与している可能性があるとみて捜査しています。

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