インドネシア国籍で外国人技能実習生の20歳の男が職場の同僚に包丁を突きつけ、暴力行為等処罰法違反の現行犯で逮捕されました。 男は建設関係の会社で実習生として働いていましたが、6月1日、札幌市北区の自宅で、同僚の20代男性に刃渡り約16センチの文化包丁を向けて脅迫。駆けつけた警察官にその場で逮捕されました。 警察によりますと、男は職場の飲み会で酒に酔い、同僚が男を自宅まで送り届けました。 その後、同僚らが心配して再び訪れたところ、男が刃物を持って外国語を話しながら近づいたきたため「外国人の実習生が包丁を所持している」と110番通報しました。 男は調べに対し「誰にも包丁を示していない」などと供述しているということです。 警察は、職場でのトラブルの有無や、事件当時の状況、動機などについて、引き続き詳しく調べています。