“死亡した”伯母と養子縁組 伯母名義の預金を解約し約2300万円を騙し取ったか 56歳男を再逮捕 新潟市中央区

市役所に虚偽の申し立てをして、すで死亡した伯母との養子縁組を成立させたうえ、関係する書類を金融機関に提出するなどして伯母名義の預金口座を解約し、およそ2300万円を騙し取ったとして、飲食店経営者の男が4日、逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、新潟市中央区に住む新潟市中央区に住む飲食店経営者の男(56)です。 警察によりますと、男は2020年9月上旬、新潟市中央区内の金融機関で、事前に準備した“不正な戸籍謄本”などを提出し、自分自身が相続人のように装ったうえ、すでに死亡していた伯母名義の口座を解約して、合計2291万9917円を騙し取った疑いが持たれています。 男は2020年8月、すでに死亡していた伯母との間に養子縁組を成立させようと、養子縁組届のほか、医師が作成した死亡診断書に記載された死亡日時を、養子縁組届が受理された後の日時に改ざんし、死亡届とともに市役所に提出。虚偽の申し立てをして、市役所職員に戸籍情報・住民記録のシステムへ事実と異なる記録をさせたとして、今年5月に電磁的公正証書原本不実記録などの疑いで逮捕されていました。 警察は男の認否について、捜査に支障があるとしてコメントを差し控えるとしていて、事件の経緯や余罪などを詳しく調べています。

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