4日午前、埼玉県三郷市の団地の一室で74歳の男性が顔から血を流して死亡していたのが見つかった事件で、警察は45歳の息子を傷害の疑いで逮捕しました。 警察によりますと、逮捕されたのは無職の峰藤明容疑者45歳です。 峰藤容疑者は今月1日の午後7時35分頃から4日の午前11時35分頃までの間、三郷市彦成の団地の一室で74歳の父親に対し、拳で顔面を複数回殴るなどして暴行を加え、けがを負わせた疑いが持たれています。 別の所に住む長女が父親と連絡が取れなくなったため、4日に部屋を訪れたところ、父親があおむけで顔面から血を流して倒れていて、その場で死亡が確認されたということです。 調べに対し、峰藤容疑者は「父の顔を殴ったのは間違いない」と話し、容疑を認めているということです。 また、殴った経緯については、「父から怒鳴られたことが原因」と話していますが、警察は死因との因果関係を含め、当時の詳しい状況を調べています。