「1口10万円で月10パーセントの利益が出る」と言い、出資を募ったということです。 投資関連会社「アイリー」の代表で韓国籍の、大川力也こと徐世昌容疑者(52)ら男女5人は、金融庁への登録なく男性(55)ら6人に元本を上回る配当を約束して事業への出資を勧誘したなどの疑いがもたれています。 警察によりますと、5人は全国各地でセミナーを開き、アラブ首長国連邦で徐容疑者が代表を務める会社の、潜水艇を使った赤サンゴの採取や、タイで合法化された大麻栽培事業などに出資を募っていたということです。 セミナーではパンフレットなどを使い、「1口10万円で月に10パーセント以上」「永続的に利益を配分する」と、説明していたことが新たにわかりました。 徐容疑者らは約1万5000人から66億円ほど集め、ほとんど配当をしていなかったとみられていて、警察は金の流れなどを詳しく調べています。