大隅地区の児童施設で男性職員が4年にわたり複数の児童を盗撮していたことが分かりました。 保護者は、事件への自治体の消極的な対応に憤りを露わにしています。 去年9月、大隅地区の、児童を預かる施設の室内で複数の隠しカメラが見つかりました。設置したのは委託先の30代の男性職員。 職員は2020年にカメラを設置し逮捕される去年までおよそ4年に渡って盗撮を繰り返し、被害児童は少なくとも10人いることが分かっています。 職員は懲戒解雇となり、今年1月に有罪判決となりました。 (被害児童の保護者) 「謝罪もない事件が。事件が起きたことに関して子どもたちのケアだったり、再発防止策も徹底されず時間だけが過ぎ、(自治体は)事件を風化させようとしている」