不法移民の取り締まりに抗議するデモが続くアメリカのロサンゼルスで夜間の外出禁止令が出されました。 抗議デモが続くロサンゼルスでは一部がデモに乗じて暴徒化し店舗を略奪するなど被害が拡大しています。 こうした状況を受けて市当局は市の中心部の一部地域で夜8時から朝6時まで外出を禁じる「夜間外出禁止令」を適用。違反した場合は逮捕する方針です。 しかし、夜になってもデモ隊は引かず警察が拘束に乗り出しました。 「我々メディアに対してもこの場を動けとゴム弾を向けてきている状況です。かなり緊迫しています」 メディアなどは規制が免除されるはずでしたが排除されました。一連のデモが始まって以降少なくとも378人が逮捕されていて事態収拾のめどは立っていません。