ビデオ通話で「金を支払わなければ友人を殺す」などと言い、男性を脅したうえ、金を奪い取ったとして、中国籍の男女2人が警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは、いずれも中国籍で美容関連の会社を経営する王媛媛容疑者(37)と、社員の翁博容疑者(28)です。 2人は今年3月下旬、東京・中央区の王容疑者の自宅マンションの一室で、中国にいる男性にビデオ通話をして「金を支払わなければ友人を殺す」などと脅し、日本円でおよそ180万円を振り込ませ、奪い取った疑いがもたれています。 2人はビデオ通話で、男性の友人が殴られてけがをしている様子や包丁を突きつける様子を写していたということです。 2人は美容クリニックの開業をめぐり、この男性とトラブルになっていて、傷害などの容疑で既に逮捕されていました。 2人は警視庁の取り調べに対し、容疑を否認しています。