靴底にMDMA3千錠隠して密輸入、容疑でベトナム人3人を逮捕

合成麻薬「MDMA」を靴底に隠して輸入したとして、大阪税関と大阪府警は12日、麻薬取締法違反(営利目的共同輸入)容疑で、大阪市浪速区下寺の会社員、レー・ホアン・ザ・フォン容疑者(26)らいずれもベトナム国籍の男女3人を逮捕し、関税法違反罪でも大阪地検に告発したと発表した。 3人の逮捕容疑は3月21日、MDMA計約3千錠(約1800万円相当)を隠した3足の靴をドイツから小包で輸入したとしている。認否を明らかにしていない。 大阪税関と府警によると、靴底の部分がくり抜かれ、その中にMDMAが入っていた。小包は空輸で成田空港に運び込まれたが、横浜税関の検査でMDMAを発見。送り先の住所から関与が浮上した。 ファン容疑者は、4月にも同様の方法でMDMA約2千錠(約1200万円相当)を輸入したとして、麻薬取締法違反容疑ですでに再逮捕されているという。

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