警察官が「逮捕術」の技競う

警察官が犯人を取り押さえる「逮捕術」の技を競う大会が12日、盛岡市で開かれました。 宣誓・宮古警察署鎌田優 巡査(23) 「逮捕術訓練の成果をいかんなく発揮し、警察官らしく正々堂々と戦い抜くことを誓います」 岩手県警の逮捕術大会には、県内16の警察署と県警察本部、警察学校からおよそ150人が参加しました。 「逮捕術」は、剣道や柔道、空手などを組み合わせて、抵抗する犯人を傷つけることなく安全かつ迅速に制圧するための技術です。 個人戦では、素手同士で戦う「徒手」や、試合用の警棒使った種目が行われ団体戦では、実戦を想定した様々なシーンで技術を競い合いました。 参加者の中で最年長の48歳。県警察本部・警務部の佐藤敦警部補は、団体戦の副将として、ナイフと警棒の戦いを想定した種目に出場。相手の攻撃をうまくかわしながら、鋭い一撃を繰り出していました。 佐藤敦警部補 「積み重ねが結果として試合に現れるものだと思うので、そういった日々の積み重ねを大事にしていくということがとても重要なことだと思います」 大会では迫力のある戦いが繰り広げられ、参加者に大きな声援や拍手が送られていました。

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