霧島市の国道504号で19日夕、酒気帯び運転の疑いで男が現行犯逮捕されました。男は逮捕される前に別の車に衝突し、運転手にけがをさせたうえ、その場から逃げていたとして、警察でひき逃げの疑いでも捜査しています。 警察によりますと、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、霧島市溝辺町の無職・山下幸二容疑者(75)です。 霧島警察署によりますと、山下容疑者は19日午後6時半前、霧島市溝辺町の国道504号で、酒気帯び運転をした疑いが持たれています。山下容疑者は逮捕される約40分前に交差点内の車に追突し、そのまま現場から立ち去って行って、その後、警察に追跡され逃走中に、さらに別の車に衝突しました。警察が山下容疑者にアルコール検査をしたところ、呼気から基準値を上回るアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。 取り調べに対し山下容疑者は「飲酒運転をしたことは間違いない」と容疑を認めているということです。 なお、最初に追突された車の運転手の男性は、病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。 警察は、ひき逃げの疑いでも捜査しています。